股関節の治療

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股関節の治療

股関節症の種類

股関節の痛みの原因として、一般にこれだけの症状があります。痛む位置から問診やスクリーニングをおこない、症状の原因を特定し、施術方法を選択していきます。

また、股関節の痛みであっても、仙腸関節(骨盤)、腰椎椎間板ヘルニアが影響しておこる股関節痛もあるため、 見逃してはなりません。

(股関節前面部の痛み)
・変形性股関節症
・腸腰筋炎
・腸恥包炎
・大腿骨疲労骨折
・恥骨疲労骨折
・スナップ
・関節唇の剥離、たれこみ

(股関節後面の痛み)
・梨状筋炎
・ハムストリングの剥離骨折(坐骨)

(股関節側面の痛み)
・大腿筋膜張筋炎
・中臀筋炎
・梨状筋炎
・大腿骨頭壊死
・副骨炎(アクセサリーボーン)


変形性股関節症
変形性股関節症は加齢とともにごく一般的に起きる病変である。しかし、原疾患として、生まれつきカップの浅い臼蓋形成不全があると、50代でも重度の変形性股関節症は起こり得る。   
   
股関節を形成する軟骨がすり減り、薄くなった部位から痛みが出現する。更に摩耗が進むと骨と骨がダイレクトにぶつかり合うようになり、大腿骨頭に穴が開き、シスト(嚢胞)を形成する。


先天性股関節脱臼症
(2才くらいでわかる。半年から一年のギプス固定)
臼蓋形成不全
大腿骨頭の骨硬化像⇒DJD
大腿骨頭の骨硬化像⇒DJD

 大腿骨頭虚血性壊死
大腿骨頭への血液供給が途絶えることにより、骨頭が壊死する状態をいう。

事故後が最も多く、交通事故やコンタクトスポーツによる外傷が一番の原因だが、原因不明の場合もある。 外傷後1ヶ月くらいで起きる事が多い。

バージャ病による虚血
破壊が起こっても、リモデリングされ再生してマッシュルームヘッドになる。
6ヶ月間、松葉杖にて重力をかけないようにすれば、丸く良い形に戻りやすい。


右図:股関節を栄養する動脈
a 全面
b 後面
股関節を栄養する動脈


股関節のスポーツ障害

股関節は丈夫なように見えるが、疲労骨折を起こしやすい部位であることを忘れてはならない。
特にスポーツ障害ではオーバーユースによる疲労骨折や成長線が剥離する剥離骨折がよく起こる。


恥骨疲労骨折
恥骨と坐骨の接合部で骨折することが多い。恥骨筋の過緊張により疲労骨折が誘発される。長距離ランナー、テニス(ハードコート)、サッカーに多い。
内転筋、恥骨筋に負荷が、かかり続けると痛みを誘発する。
骨折
骨折

恥骨結合炎
恥骨に強い捻れ(サッカーのキックなど)が生じた時に、恥骨結合がずれ、中の関節円板に炎症が起きる。内転筋群と恥骨筋が原因
恥骨結合(断面図)
恥骨結合(断面図)
恥骨結合の運動軸
恥骨結合の運動軸

腸恥包炎(滑液包炎)

腸恥包炎は、腸腰筋の下にある滑液包が、筋の過緊張によりつぶされて炎症を起こす病態であるが、そのほかにも転子滑液包炎、坐骨滑液包炎がある。
腸恥包
腸恥包

グローインスナップ

腸腰筋の過緊張により腸骨恥骨隆起と接触してポップ音が出る。
腸腰筋のストレッチより6週間〜8週間で解消。
腸腰筋
腸腰筋

剥離骨折

成長期に成長板がはがれることにより起こることが多いが、成長線が閉じた後も急激な筋の収縮により剥離骨折を起こす事がある。特にハムストリングや恥骨筋に多い。
剥離骨折
剥離骨折

梨状筋炎

足を外転させる動きを多用するスポーツ(クラッシックバレエなど)やシーズンの初めに走り込みを行ったような場合に多発するが、椎間板ヘルニアによる二次的な梨状筋症候群もあることを考えておかなければならない。
上・下殿神経
上・下殿神経

大腿筋膜張筋炎、中臀筋炎

これらの二つの筋肉は強調して働くため両方に痛みがでることが多い。
大腿筋膜張筋
大腿筋膜張筋

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアが悪化したために中臀筋や大腿筋膜張筋、ハムストリングスの筋力低下を招き筋疲労のために痛みを発生していることがある。
過伸展時の関節間部の過剰負荷
過伸展時の関節間部の過剰負荷


小児の股関節障害

小児の股関節障害は、成長線に起因する障害が多い。剥離骨折や成長線が筋肉に引っ張られて痛みを感じる場合などである。

股関節治療の一般的プロトコール
1. インナー、アウターマッスルに対する深筋層の筋スパズムの除去
2. 仙腸関節(骨盤)の矯正
3. 大腿骨頭(股関節)のアジャスト
4. 恥骨の矯正
5. 腸腰筋に対するリリース
6. 梨状筋に対するリリース

など、それぞれの原因、症状に合わせた股関節の治療とリハビリの指導を行います。


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